単に見晴らしが良かったからかも知れない。
とても悲しいことだけれど。
けれども石巻の空は、
晴れていても曇っていても、日の出も日の入りも、
どこから見ても広くて美しかった。
もう5月になってしまって、このブログは月に一度の更新なのかしら。
友人のいいつかくんの一人旅に便乗して、
宮城県石巻市にボランティア行ってきました。
いろいろと具体的なハウツーっぽいことや、
現地で感じた問題点みたいのを報告した方が
現実的で建設的なんだろうとは思うのですが、
ここでは自分の気持ちを整理するために書こうと思います。
とは言え自分はそこでなにを感じたのか、わかりません。
何度も泣くのをこらえたのだけれど、
それは初対面の人ばかりと一緒にいたからかもしれないし、
わたしが泣けることでもない気がしたり、
泣いたところでどうしようもないような、
泣いてしまったらどうしようもないくらい崩れてしまいそうな、
そんな気がしたからだったと、おもいます。
ぜんぶ予想です。
少なくとも言えるのは、
これは物語ではなくて、現在進行形の現実だということ。
今日もこのがれきの中で残った家の二階で
生活している人がいるということ。
そこには子供もいるということ。
昨日、ウサマ・ビン・ラディンが殺されました。
終わりのない、地球の裏側まで届きそうに重たく深い悲しみが
わたしの胸のなかにあります。
たくさんの人が死んで嘆いて、
また人を殺す。
日本のこの震災の復興はほんとうに、長い長い道のりです。
また必ず被災地に行きます。
そして行くのを迷っている方、絶対に行った方がいいです。
ここでボランティア活動をすることは、
地域について考えることにも深く繋がります。
どちらも被災者。
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by tic-tac-5-50-3
| 2011-05-01 20:58
| 日記